1.テーマ譜を数枚
テーマ譜はメロディ譜、コード譜ともいい、五線譜にメロディ(主旋律)とコード(和音)を記入したもの。イントロやエンディング部分、セカンドリフやリズムのキメなどを記入するとなお良いが、少なくともテーマ部分がわかれば良い。(コードネームは大きく分かり易く)
2.楽器(歌の方はマイク持参も可)
ドラムはピアノ、マイク、譜面台などはセッション会場に置いてあることが多いが、その他の楽器は極力自分のものを使います。(ベースやギターなど場合によっては人のをお借りしてもよいこともあります)
3.ジャズの基本知識
1)テーマの後はテーマと同じコード進行でソロ(アドリブ)をする
2)ソロは音の大きい楽器から
トランペット、サックス、ギター、ピアノ、ベース、など)
3)4バース、8バースなどでリズム隊とのやりとりがある
4)テーマを弾いた(歌った)人は曲のエンディングを指示する
譜面に書く、その場で指示、又はリズム隊にお願いしておくなど)
5)ジャズ理論をざっくり知っておく
コードの解釈(テンションやリハーモナイズ)、リズムの知識
(スイング、ボサノバetc.)など少しずつ覚えていけばよいです。
4.プレイヤーに対する思いやりと人としてのマナー
その場に居合わせた人と演奏するのですが、独りよがりのプレイや思いやりに欠ける態度はいけません。プロ・アマを問わず一緒に演奏する人は互いにリスペクトし合う気持ちや、進行をスムーズにする為の最低限のマナーを守り、楽しく活気ある演奏の場になるよう務めましょう。
3.のジャズの知識の部分は、最初から全てできる人はいませんから、個人練習と理論の勉強とともに少しずつ積み上げていきましょう。
参加する毎に徐々に身に付くことも沢山あるので、1曲でもできる曲があればどんどん参加していきましょう!
チャレンジと失敗を繰り返すことでジャズの面白みがわかり、経験を積むことで培われる技術があり、演奏者にしか味わえないジャズの醍醐味があります。
ジャズセッションを生涯の楽しみに!
ジャズはセッションが楽しい!歌も楽器も集まって♪
ジャズならではの楽しみ方、ジャムセッション。その場に集まったメンバーで、簡単に打合せしただけで演奏が始まる。それは、共通の知識があり最低限のルールを知っていること、即興演奏する能力やお互いを尊重し合う気持ちが必要です。